『オクサマ会』も終盤を迎えたころ…
ヤ:(くっそう、あのアマっ子〔※ウヅカさん〕~。前菜はなかなかやるわね…
でも、そんなもんじゃーこの『オクサマ会』ではそう通用しないわよ。
あんなの、ただの冬瓜の煮物を固めただけじゃないのっ!ブツブツ…
冬瓜はね~あったかくてナンボのもんじゃい)
「さっ!みなさぁ~ん! パンパン(←手をたたく音)
そろそろ、皆さんの大好きなおデザートにいたしましょう。
ウヅカさん、デザート担当だったわね。さっ皆さんをあっと言わせるような
とっておきのデザート、出してくださる?」
主婦1:「わぁ!ウヅカさん、とっておきのデザートなんて
作ってきたのぉ!?」
主婦2:「わぁ!前菜に続き、どんなデザートを持ってきてくれたのかしら!」
ヤ:(ウフフ…ハードル上げ発言は大成功。とんと恥をかくがいいわ!
さぁ、何を出すの?切ったスイカ?ヘタをとった苺?はたまた、
皮も剥いていない巨峰かしら!オーーーホホホ)
ウ:「あの、デザートはコレなんです…」
ヤ:「ゼ、ゼリー?普通ねっ!オーホホ…」
主婦3:「でも、これあっさりしていてとっても美味しい!
でも・・・何のフルーツかしら?りんご?桃…?」
ウ:「これも、冬瓜なんですよ」
一同:「ええ~!シンジランナイわ!」
ウヅカさんの『オクサマ会』デビューは大成功に終わった。
ただ一人の評価を残して…
(作りやすい量)
・冬瓜 1/4個(約350g)
・粉寒天 3g
★白ワイン(甘口のもの) 1カップ
★水 1カップ
★和三盆糖 50~60g ※好みで調節
★レモン汁 大1+1/2
(豆乳シロップ)※1人分
・豆乳小1
・アガベシロップ 小1 ※メープルシロップやはちみつでもOK
①冬瓜は緑の部分がしっかり見えなくなるように皮を剥く。2cm角位の大きさに切る
②蓋の出来る重めの鍋に★を入れ煮立て、①を入れて蓋をし、トロッと柔らかくなるまで
弱火でじっくり煮る(15分くらい)
③煮汁と冬瓜に分ける。煮汁を計量カップに入れ、400mlになるように
白ワインと水を1:1の割合のもので足す。
※このとき、煮汁を少し飲んでみて、甘みが弱いようなら和三盆糖を少し足してね
④400mlの煮汁を小鍋に入れ、粉寒天をいれ沸騰したら弱火で2分ほど煮、
しっかり寒天を溶かす
⑤深めの容器に冬瓜を入れ、④の煮汁を静かに注ぐ。
あら熱が取れたら冷蔵庫でキンキンになるまで冷やす
⑥固まった⑤を、フォークの背などでクラッシュ状に崩す。
豆乳シロップの材料をよく混ぜ合わせる。
器に盛り、好みで豆乳シロップをかけて食べる
ようはこの前の
コンポートと、昨日の
寒天よせの方法を掛け合わせたようなレシピ。
ポイントはよく冷やすこと!
冬瓜とは思えない、まるでパイナップルやリンゴのような食感。
もはや立派なフルーツだ。
しかも冬瓜はローカロリーでとってもヘルシーなデザートだ。
お腹イッパイでもぺロリと食べられる。
ただ、必ず緑の皮の部分をしっかり除くこと。
コレがしっかり除かれていないと、青臭さが残って非常にマズイ。
寒天の量は好みで減らしてユルユルゼリーにしてももちろんOK。
豆乳シロップをかけるとマイルドになるよ。
コンポートのようにアイスをのっけてもおいしい。
コレを食べて「冬瓜だ」とあてた人はまだいない!
意表をつきたいときなどに、ぜひお試しを。
今日もチャースケに癒されたら・・・
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