それはタンバリン教室の帰りの、寒い雪の日のことだった。
ミ:「あ~さみー。今日は帰って、鍋に決定だな。
なぁ、チャースケ?
あれ?チャースケがいない。どこいったアイツ?」
チ:「チャー」
ミ:「ああ?!チャースケがまるで『トランペットに憧れる少年』のように
ガラスに顔をへばりつけて何かを見ている!
ちょっと!なにやってんの!」
チ:「ちゃー」
チャースケが見ていたのは、トランペットではなく
ドコにでもある街の大衆食堂のポークカレーだった。
ミ:「なに?カレーが食べたいの?
じゃあ、また特製スパイスミックスで、本格カレーを作ってやろうか」
チ:「ちゃー!」
ミ:「なに?そんなんじゃなく、『普通のポークカレー』が食べたい?
なんてやつ!せっかく本格カレーを作ってやるっていってんのに!」
といいながらも、なんとなく『普通のカレー』の魅力もわかる。
あの懐かしい、甘い日本風のカレーね。
というわけで、普段は市販のカレールーは絶対買いたくないけど
今回、懐かしカレーのために
今日は市販のカレールーを使ったカレーのレシピ。
また、油を使わない、ヘルシーテクも紹介!
(2~3皿分)
・豚バラブロック 150g
・新じゃがいも 小サイズ4個(約200g)
・にんじん(乱切り) 小1本(約120g)
・玉ねぎ(薄切り) 1個
・にんにく(すりおろす) 1カケ
☆醤油 大1弱
☆メープルシロップ 小2
☆トマトケチャップ 大1/2
・赤ワイン 1/4カップ
・水 3カップ
・ローリエ 2枚
・カレールー 100g
・ごはん 食べたい量
①豚ばら肉は5mm強厚さに切る。
フッ素加工のフライパンに、油をひかずにならべ、弱火にかける。
しばらくしてくると、大量の油が出てくる。
ひっくり返して両面を焼く
②油をフライパンの上で切って、一旦取り出しておく。
大体、大1ほどの油がフライパンに残るので、これを使って
玉ねぎを炒める。
にんにくを炒め、香りがたったら玉ねぎを炒め
あめ色になるまで10~15分ほど弱火で炒める
③赤ワインをいれ、アルコールを飛ばし、火をとめる
④圧力鍋に、よく洗ったじゃがいもとにんじんと③を入れ、
水を注ぎ、ローリエも入れて火にかける。
沸騰したらアクを取り、火を止めて蓋をする。
じゃがいもが柔らかくなるくらいに圧をかける
(活力鍋の場合、高圧弱火で3分、自然放置)
※手持ちの圧力鍋によって違うので、調節してね
⑤圧が下がったら、そのまま鍋に移し(そのまま圧力鍋を鍋として使ってもOK)、
カレールーを入れて混ぜる。
⑥取り出しておいた豚ばら肉を戻し、弱火にかける。
蓋をして10分ほど煮る
(圧力鍋の鍋の場合、圧力鍋の蓋はしないこと!!)
⑦☆を入れ更に3~5分ほど煮たらかんせい!!
皿にご飯を盛り、たっぷりかける。あれば緑のものを添えるといい
うわ~、この匂い。
なんか懐かしい、あったかい感じ。
ダレもが一度は食べたことのある、ごくふつうの、
でも突然食べたくなると言う、あのカレーだ。
いたーきまーす
じゃがいも、とろとろ
今は本格カレーの店も増え、本格スパイスなどもスーパーで手に入る
時代。
だけど昔「カレー」といえば、この艶やかな、すこしトロミがあり、
ちょっと甘めの
じゃがいもとにんじんが入ったこのカレーだ。
今回は豚バラの油を使って、他の油は使わないヘルシー調理法。
・・・といっても、市販のルーには油分は入ってるけど。
まぁ、いいのだ。
やっぱりこの「懐かしい」感じは、ルーを使わないと出ないと思う。
たまにはこんなのもいいか。
ちなみに今回使ったルーはこれ。
今、スーパーとかのカレールー売り場って、行ったことありますか?
もう、すごい種類!!
びっくらこいた。
いろいろあるんだねぇ~
チャースケは、なんと上記レシピ分全量と、ごはん3杯をたいらげよった。
そんなに食べたかったのか・・・
これ、大衆食堂?笑
順位も上がれば運気も上がる!(おれの)
あなたの1ポチが大事なんです・・・きょうも「レシピブログ」ボタンを押してくだされ
↓