むにゃむにゃと眼を覚ますチャースケ
チ:「ちゃー」
起き抜けのひとことが「王様になりたい」だった。
ミ:「ハ?まだ夢みてんのか?ばか!」
チ:「ちゃー!」
ミ:「ハ?王族になる夢を見たって?
・・・で?
また何か作れと?王様は何食べてたの?」
チ:「ちゃー(よくぞきいてくれました)!
ちゃー」
チャースケいわく、王様は毎朝ブルーベリーパンケーキを
食べているらしい。
多分、「ブルーべりー入り」というのは、ヤツのとっさの
アレンジであろう。
しかし、王様がパンケーキなんて、なんてチープなイメージなんだっ!
うっうっ
苦労させてごめんよチャースケ
何かかわいそうになったので、ブルーベリーパンケーキを
焼いてやることにした。
(1~2人前)
★米粉 75g
★薄力粉 75g
★ベーキングパウダー 小1+1/2
☆豆乳 2/3カップ
☆バター(溶かす) 大1
・ブルーベリー(冷凍) 90g ※もちろん生のものでもOK
・卵 1個
・きび糖 40g
・ブルーベリー(飾り用) 適量 ※冷凍の場合は常温に戻しておく
・バター(好みで) 適量
・メープルシロップ 適量
①ボウルに卵ときび糖を入れよく混ぜ、きび糖が溶けたら
豆乳も入れてよいく混ぜる。
(豆乳は大2ほど残して入れ、後で生地が硬いようなら加える)
②★をふるったものを入れ混ぜる
③バターを入れてなじむようによく混ぜる
(生地が硬いなら残しておいた豆乳を入れて調節)
④ブルーベリーをいれ全体に混ざるように合わせたらOK。
(ブルーベリーは冷凍のまま入れてOK)
ラップなどをしてそのまま冷蔵庫で30分ほど置いておく
⑤フッ素加工のフライパンを空焼きし、熱くする。
(フッ素加工で無い場合は薄く油をひく)
濡れぶきんを用意し、熱くなったフライパンの底をふきんの上にのせ
ジュ~っと急激に冷やす。
この作業をするときれいにパンケーキが焼ける。
再びコンロに戻し、ごく弱火にかける。④の生地を小さめのお玉1杯ほど丸く広げ、
ふつふつと穴が開いてくるまで焼く。
ちょっと裏側をめくってみて、良い色になっていたら
ヘラでひっくり返し更に焼く。
爪楊枝を刺して生地が付いてこなかったら焼きあがり。
残りの生地も同様に焼く。
(焼きあがったものは、1枚ずつふきんなどに包んでおくと
しっとり仕上がるし、冷めにくいよ。)
焼いたパンケーキを重ね、好みでバターをのせ、
飾り用のブルーベリーをちらす。
おおおー、(チャースケが)夢に見た王族が
毎朝食べているパンケーキタワー。
小さめに焼けば、こんなに積み重ねられる!
ああ、もう待ちきれない
そして
やっぱりこれですよ
メープルシロップを贅沢にかけてね・・・
いたーきまーす
米粉配合でもっちもち。
ブルーベリーの甘さが、パンケーキに染み渡っておる。
ぜいたく!
しかし、なんでブルーベリーを入れて焼くお菓子はいつもこんな緑色に
なってしまうのか?
きになって調べたら、
どうららブルーベリーの色はアントシアニンという色素で、
酸性、アルカリ性(pH)で色が変わる。
変色したのは、卵のアルカリ性のためらしい。
卵は中性からアルカリ性で、割ってしばらく置くとアルカリ性が強く
なるんだって。
解決策はレモン汁を入れるといいらしい。
レモンは酸性なので、アルカリ性を中性や酸性に変え、
色が復活するんだってよ。
もっと早く教えてくれればいいのに。(ダレが?)
次はレモン汁入れてやってみよう。
ま、味がおいしいから別にいいんだけどね・・・
うほほ!
しみてるしみてる
あまったブルーベリーで、ブルーベリーシェイクまで
作ってやった。
(ブルーベリー+豆乳+アガベシロップをミキサーにかけるだけね)
あなたもチープに王様気分
味わってみてはいかが?
「王様というより、ピエロみたい・・・」
とおもったら
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