先日、向かいから走ってくる自転車に乗った青年が
ものすごい声の大きさで
ミスチルを熱唱しながら走り去っていった。
青年は、完全に自分の世界に入っており、
片手を胸に手をあてながら
大熱唱していた。
ああいった場合、一体彼のビジョンはどうなっているのだろう。
おれや、他の道行く人々は見えてないのだろうか。
それとも、ジャガイモくらいにしか思っていないのだろうか。
いずれにしても残念な話である。
まぁしかし、自分の世界に入り込むってのは
わからんでもない。(さすがに道で大熱唱はしないけど)
おれも結構、のめりこむと周りを気にしないタイプだ。
気にしないというか、それに集中するあまり
他ごとがまったく入ってこない。
たまにチャースケにびっくりされるが、
おれはテレビを見ている時も、ものすごい眼差しで
視線を一つも動かさず、テレビをガン見しているらしい。
そのたびにチャースケの「ち、ちゃー!」と心配して声をかけてくるが
おれ自身は「え?なに?普通にテレビ見てただけだよ?」と
なるのだ。
つまり、なにごとも集中しすぎるので
とても疲れる。
テレビも見た後ものすごい疲労感におそわれる。
パソコンもそう。
まーしかし、さすがに酒を飲んでいる時は
いろんなことをする。
本を読んだり、音楽をきいたり、しゃべったりしながら
なんも考えずにゆったりする。
こんな時間がないと、やってらんないよね。
今日は、先日のイクラをまた贅沢に使った
王道のツマミ「ポテサラ」だ。
ジャガイモを粗く潰して、食感を残すのがポイント!
(つくりやすい量)
・ジャガイモ 2個(250g)
・きゅうり 1本
・玉ねぎ 1/4個
・アボカド(1cm角切り) 1/2個
・ゆで卵(水から12分茹でる) 1個
・イクラのしょうゆ漬け 適量
★マヨネーズ 大1
★豆乳または牛乳 大1
★マスタード 小1
★フラックスオイル 大1 ※なければおいしいオリーブオイル、またはバター大1
★塩、胡椒 各適量
★きび砂糖 小1
①きゅうりは薄切りにして、全体に塩をしてそのまましばらくおいておく。
水気が出てきたら、キッチンペーパーで包んで、ギューーッと
しぼって水気をしっかり切っておく。
玉ねぎは繊維を断つようにしてごく薄切りにし、10分ほど水にさらして
おく。
きゅうりと同様にキッチンペーパーで包んでしっかり水気をしぼっておく。
②塩を多めに入れた水を沸かし、
じゃがいもを皮付きのまま柔らかくなるまで丸ごと茹でる。
50分くらいかかるので、途中水がなくなりそうなら差し水をする。
(時間が無い場合は4等分に切ってゆでても良い。その場合は
少な目の塩水で、ふたをして蒸し煮にすると良い)
茹でたジャガイモは皮を剥き、熱いうちにボウルに入れて
フォークで粗くつぶす
(塊を多少残してつぶす)
③ゆで卵を入れて、またフォークでつぶしながら混ぜる。
★をいれて全体をあえる。
④さらに①をいれてよくあえる
アボカドは崩れやすいので、一番最後にいれてさっとあえる。
塩・胡椒で味を調える。
⑤皿に盛って、イクラをたっぷりかける
イクラをかけただけで、ポテサラが一気にゴチソウに見える。
これがまた、日本酒にあうのだ。
おれは、マヨネーズがギトギトのポテサラってあんまり好きじゃない。
でも、このポテサラはコクはしっかり、なめらか。
ポイントはフラックスオイル!
このオイルを使うと、なんともいえないナッツのような甘みが出る。
(
フラックスオイルについてはここで紹介してます)
無ければ、エキストラバージンのおいしいオリーブオイルか、
バターでやってもいいよ。
また、ジャガイモは時間があればぜひ丸ごとゆっくり茹でて欲しい。
なんとなく、こっちのほうが甘く、ホクホクに出来る気がする。
だから、ポテサラは実は手間をかけてゆっくり作るものだと
思って欲しい。
簡単な料理だけど、意外と手間がかかっている・・・
それだけで、きっといつもよりおいしいポテサラができるはずだ。
以前紹介した
緑のポテサラもおすすめ!
お気に入りの酒と一緒に、ぜひ今宵のつまみにしてみては?
《おまけ》
今日のお酒シリーズ。
『〆張鶴「純」純米吟醸』
★純米吟醸
★720ml 1512円
新潟県宮尾酒造のお酒。
原料米に地元村上市岩船郡産の「五百万石」を使用したお酒。
後味がすっきりして、ほのかに甘みがある。
バランスがよく色んなツマミに合う!
ぬる燗がオススメだ。
こんなやつ、横でテレビ見てたらコワイッッ
と思ったあなた
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