チャースケとテレビを見ていたときのこと。
巨大なバゲットに、てんこもりのローストビーフを挟んでいる、
なんとも豪快なサンドイッチが映っていた。
チャースケ、大興奮
鼻をふくらまし、
チ:「ちゃー!(あれつくって!)」
ミ:「ああ?ローストビーフなんてどこにあんだよ?出ー来ーまーせーん」
チ:「ちゃー(じゃあハムでもいい)」
ミ:「ハムなんてもっとありません~」
チ:「ちゃー・・(じゃあハム買って・・・)」
ミ:「だめだめ、市販のハムなんてほとんど添加物まみれで、
おいしくないよ!良いハムは高いし、
おとなしくツナサンドかなんかにしときんさい」
チ:「ちゃー!ちゃー!(ヤダヤダ! ハム!)
ちゃー!(じゃあハム作って!)」
ミ:「ああ?ハムなんか作れるかよ!
ああ、でも以前作った『
鶏ハム』なら・・・」
チ:「ちゃー!(鶏なんかハムじゃない)」
ミ:「な、なんて贅沢な!バカヤロウ、家で豚さんのハムなんてなぁ~
作れるわけ・・・ん、そ、そういえば」
おもむろに、むかーし買った料理本を引っ張り出す。
そう、たしかこれにハムの作り方が載っていた!
ミ:「ああ、これならつくれるかも!
よし、つくっちゃる!」
というわけで、さっそく豚肉を買いに。
しかし、ロース肉は高いので手ごろなモモ肉の塊をゲット。
通常、豚肉のハムは、3~4日塩漬けにしてから茹でる、という
作り方が多いが、これはもっと簡単!
しかも、中はおどろくほどしっとり。
2日あれば出来るので、ぜひおためしを!!
(つくりやすい量)※今回は本のレシピをそのまま再現
・豚塊肉(ロース・モモなど) 600~650g位
★塩 大4
★水 1.5l
☆タイム・セージ・ディル等 4~5枝
☆ローリエ 2枚
☆なたね油 大1 ※ほかに好みのオイルでOK
①豚肉はタコ糸でぐるぐるに縛り、丸太状になるように
しっかり固定しておく。
②大きめの容器に★を入れよく混ぜ、①の肉をつける。
冷蔵庫でラップをして24時間置く
24時間後
③豚肉をいったん取り除き
漬け汁を鍋に移し、火にかけて沸騰させ、☆を入れる。
火からおろし、豚肉を入れて(全部浸かる様に)蓋をして
そのまま1時間半放置。
④1時間半後、いったん肉を取り出し、再び漬け汁のみを沸騰させ、
火からおろしてまた肉を漬け、蓋をして
そのまま1晩放置。
(夏場なら、常温になったら冷蔵庫に入れる)
⑤漬け汁から取り出し、タコ糸を切ってうすくスライスする。
食べるときは好みで塩・胡椒などをかけて食べる。
保存は水気をしっかり拭いて、ぴっちりラップをして
冷蔵庫へ。なるべく3日以内に食べたほうが良いと思う。
切った瞬間、食べなくともしっとりしているのがわかる!
中もキレイなピンク色だ。
茹でてもいないのに、しっかり火も通ってる。余熱でしっかり火を通すので
しっとりしあがる。
火のとおりは、竹串などを刺して血混じりの水が出てこなければ
火が通ってるそうだ。
チェックの目安に。
鶏ハムの時もそうだが、やっぱり「余熱で火を通す」ということが
しっとり仕上がる最大のポイントだ。
本では、ハーブは「タイム」だったが、無かったので
セージでやったけど上手くいった。
また、ロース肉で、と書いてあったが
モモ肉でも十分な仕上がり。モモのが脂肪分が少なく
ヘルシーなので、気にする方はモモでどうぞ。
そして、待ちに待ったチャースケ夢のハムサンド!
小さめに焼いたバゲットを、丸1本!横半分にスライスし、
バターとマスタードを塗って
好きなだけハムを挟む
貴重なおれのモッツァレラもわけてやった
チ「・・・・・!!!!」
チャースケ、初めて(?)言葉にならないうまさ!!
悶絶する、チャースケ
あっという間に、1本完食。
よかったねぇ
「このチャースケ・・・かわいくない!」
とおもったら
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