おれは毎日「明日大地震が来ませんように」と願ってから寝る。
もちろん、3.11のあとには対策を強化し
玄関に非常用のリュックを置いてある。
実際、地震が来たときにこのリュックを持って外に逃げれるかなんて言ったら
たぶんもって逃げられない可能性のほうが高いだろうが、
無いよりはあるほうがましだ。
しかし、非常袋の中に入れる食料が、
日に日にパンパンになり
もはやリュックの口が半分閉まらない状態になっている。
買い物をしていて
「あ、これリュックいれとこ」
「これも非常時に食べたい」
「あ、これも食べときたいね」
「おやつは心のささえだよね」とか色々欲が出て
無理やり詰め込んでいるからだ。
だからちょくちょく非常袋を覗いては、
入れ替えたり補充したりしている。
チ:「チャー」
ミ:「そうだよな、赤貝の缶詰はもう1缶必須だよな」
チ:「チャー」
ミ:「うん、ポッキーは日本人の心だよね」
チ:「チャー」
ミ:「チャースケ、遠足じゃないからバナナはやめときなさい」
チ:「チャー?」
ミ:「牛スジも腐るからやめときなさい」
ということで、今日はチャースケが非常袋に入れようとした
牛スジで一品。
旬のおいしいごぼうと合わせて、今日はちょっと洋風煮込みに!
(約2人前)
★牛筋 350g
★しょうが(スライス) 2片
★長ネギ(青い部分) 2本
☆ごま油 大1
☆にんにく(包丁の背で潰す) 2片
・ごぼう 150g
・塩、胡椒 各少々
◎赤ワイン 300ml
◎牛筋の茹で汁 100ml
◎塩 小1/2
◎塩麹 大1 ※無ければ塩の量を小1にし、みりんを少し増やす
◎味噌 大3
◎みりん 大1
◎きび砂糖 大1
◎トマト水煮缶 1/2缶(約200g)
・卵 2個
①ごぼうはたわしなどでよく洗い、乱切りにする。ポリ袋にいれて麺棒で
表面が割れるくらいに叩き、酢水(分量外)に10分ほどさらす。
②圧力鍋に★をいれて、柔らかくなるまで加圧する
(活力鍋の場合、高圧弱火で5分・自然放置。
手持ちの圧力鍋によって違うので調節してください)
冷めたら水気を切って取り出して、食べやすい大きさに切る。
(煮汁は100mlだけとっておく。ネギ、生姜も捨てる)
③鍋に☆をいれ、弱火にかけ香りがたったら水気を切ったごぼうをいれ
いためる。
④ごぼうの全体に油が回ったら、①の牛スジをいれて
塩、胡椒をし、軽く焼き色をつけるように炒める。
※牛スジが柔らかくて崩れるので、そんなにガシガシと炒めなくて良い
⑤◎をいれ全体をよく混ぜ、蓋をして20分ほど弱火で煮る。
途中、味を見て足りなければ塩などで調整を。
⑥卵は水から7分茹で、しっかり冷水にとって殻を剥き、火を止めた⑤にいれて
そのまま半日ほど置いておく。
⑦食べる直前に温め、器に盛ってかんせい!
お好みでパンなどを添えてどうぞう
⑧しっかり煮込まれた牛スジはとろっとろです。
毎度言うかもしれないが(言ってないか?)、牛スジは必ず国産のものを買うこと。
なるべく赤身が多く残ってる部分を選ぶのがポイントだ。
卵は最高に良い具合の半熟!これが煮込みの醍醐味!
ごぼうのしっかりした味わいと、とろける牛スジが
好相性。
今日はフォカッチャも焼いたので、一緒に。
汁をしっかり浸して食すのだ。
これがまたたまらん。パンってスゴイね。
パンの上にこれをかけて、
チーズをのっけてオーブンで焼いてもいいな。
ワインと一緒にぜひおためしを~
そして、みなさんも時々非常袋を覗くことをお忘れなく。
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