美味しんぼの62巻に出てくる話で、「フレンチ・ホットケーキ」というのがある。
フレンチトーストを、固くなったホットケーキで作ったものだ。
10年ほど前(もっと前か?)これを初めて読んだ時、
このままこの人たちは糖尿病まっしぐらに違いないと思ったもんだ。
(そもそも、なぜそんな家族の大問題の話し合いを、
会ったばかりの山岡さんの家でするのかという疑問のほうが大きかったが・・・)
ただでさえ甘いホットケーキに
グジュグジュにメープルシロップをしみこませたものを
さらに卵をつけて焼くなんて
そんな贅沢は許されてなるものか!
みんな、色々我慢しているんだよ!
こんな「我慢」をまったく無視したようなレシピを紹介しやがって
そう思って、あの「フレンチホットケーキ」を批判していたのに・・・・
ついに試してしまった。
このまま、あのフレンチホットケーキを試さないまま
タナカへのストレスで頭が爆発して死んでしまったら、
きっと後悔すると思ったからだ。
とううわけで、昨日紹介したホットケーキを作った時、
わざと余分に余らせた。
10年間夢見た、はたしてそのお味は・・・
(2枚分)
・パンケーキ(直径13cmくらい) 2枚
・メープルシロップ 大4
☆卵 1個
☆豆乳 150g
☆メープルシュガー 大1 ※無ければきび砂糖でも
・アーモンドオイル 適量 ※好みでバターでも可
①パンケーキは冷めたものを使う。
バットにパンケーキを置き、1枚に対してメープルシロップを大2ほど
両面に染込ませる。
何度か裏返してしっかり染込ませ、そのまま30分くらい置いておく。
②☆をよく混ぜ合わせ、①に注ぐ。時々両面を返しながら1時間~3時間くらい置いておく。
③フライパンにアーモンドオイルを熱し、②を両面焼く。
④器に盛ってかんせい!好みでバニラアイスなどを添えても。
たっぷりメープルと卵液を吸って、プルプル食感に。
これは、想像していたよりずっと上品な甘さで
ついつい食べ過ぎてしまうおいしさ。
漫画では、もっとメープルシロップをしみこませていた。
そのため、「かむとジュッと中からシロップが出てくるのがたまらない」と言っている。
残念ながら、大2ほどのメープルでは
そこまでジュッと出てこなかった。
もし「あしたが地球最後の日」となったら
漫画のようにもっとドバドバとメープルをしみこませて試してみようと思う。
でもこれでも十分おいしい。
余ったのを冷やして置いたら、
また違う食感になった。
なんだっけ、この食感・・・
そう!
まさにパンプティングだ!
この冷えたやつは、ウイスキーのツマミにも良いです。
ぜひみなさんも、ホットケーキを余らせて
お試しあれ
じゃあなぜ何度も読む・・・
とおもったら
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