ミ:「ちゃーすけ、今日何食べたい?」
チ:「ちゃー・・・。」
ミ:「ええっ?!きょうはサラダでいいって??
ど、どーした!また『腹が出てる』っていじめられたのか?」
チ:「ちゃー」
ミ:「そうか・・・残念だな。せっかく、こないだみどりママに
買ってもらった豚肉やら牛肉があるから、
オマエのすきなカレーにでもしようと思ったんだけど。
ま、サラダにすっ・・・」
チ:「チャーー!」
ミ:「え?なに?『懐かしい風の黄色い系カレーでおねがいします』って?
おまえ、きょうはサラダが良いんじゃないの?」
チ:「ちゃー」
ミ:「『だれがそんなこと言った』って?
・・・。
そ
んなんだから一向に腹が引っ込まないんじゃ・・」
チ:「チャララッチャ♪ チャララッチャ♪」
ああ、もうだれもチャースケをとめられない。
やつの頭は、午前11時にして、もう今日の晩御飯のカレーのことで
いっぱいだった。
1時間おきに、どんなカレーにするのか聞いてくる・・・。
そんなにすきなのか、豚肉カレーが!
そういえば、あの自家製カレー粉がそろそろ良いころ。
アレを使って、今日は
前回とはちょっと違う懐かしカレー。
前回は大衆食堂風なら、今回は蕎麦屋風といったところか。
(約2皿分)
・豚ばら肉(ブロック) 150g
・れんこん(乱切り) 150g
・しいたけ(1個を4等分に切る) 3~4個
・玉ねぎ(薄切り) 1個
・カレー粉 大2
・小麦粉 大2
・かつおだし 700ml
★塩 小1
★はちみつ 大1/2
・塩、胡椒
☆ごま油 大1/2
☆にんにく(みじん切り) 1片
☆しょうが(みじん切り) 1片
《とろみがもっとほしい場合》※入れる直前に混ぜ合わせる
◎葛粉 大1
◎水 大2
①れんこんは、圧力鍋で下茹でしておく。
※普通にホクホクになるくらいの食感になるくらいに下茹で。
(活力鍋の場合、高圧の弱火1分。手持ちの圧力鍋に従ってね)
②豚肉は、2~3cm角切りにし、塩、胡椒で薄く下味をつけておく。
フライパンに油を引かずに、豚肉を弱火で焼く。
全面に焼き色がつくように転がしながら焼く(焼き色をつけるだけなので
中まで火が通らないで良い)
良い焼き色になったら一旦取り出しておく。
③フライパンの余分な油をキッチンペーパーでふきとり、☆を入れて
弱火にかける。香りが立ったら玉ねぎを入れて
しんなりするまで7~8分炒める。
④小麦粉をふるいながら入れ、全体になじむように炒める。続いてカレー粉も
入れて全体になじませる
⑤かつおだしを少しずついれ、その都度混ぜながらのばしていく。
すべてかつおだしを入れたら、取り出しておいた豚肉、下茹でしたれんこん、
しいたけ、★をいれ、蓋をして弱火で15分ほど煮る
⑥味を見て調整し、トロミがほしい場合は◎をいれてとろみをつける
※一旦火を止めて入れるとだまにならない
簡単、手軽なカレー!
玉ねぎも、本当はあめ色になるまで20分くらい炒めたいところだが、
そんな暇(気力とも言う)ありゃしない。
大体、こういう懐かしい風のカレーは、そんなに手間をかけちゃ
いけないのだ。
とかいって、『れんこんの下茹でが、もう面倒じゃ!』って人は、
やらなくてもいい。けど、その際は小さめに切って。
今回はれんこんの存在感を出したかったので大きめに切って
下茹でした。
やっぱり下茹ですると、ホクホクで味も染みて
仕上がりががぜんよくなる。
やっぱり圧力鍋は便利!
『わざわざ圧力鍋を出すのが面倒なんですけど』って?
そういう人は、もう常に出しておきなさい。
小麦粉でトロミをつけるカレーなんて、何年ぶりだろうか!
たまにはいいね。
とはいっても、これだと少し あの「どろどろ感」は出ないので、
好みで仕上に葛粉でトロミを。
冷めにくいし、葛は体にも優しい食材。
ぜひ本葛粉を常備しておくと、風邪の時なんかにも重宝します。
『葛粉なんてねぇよ!』ってひと、
もう、さっきからいちいち文句が多いなぁ。
そういうひとは、小麦粉を大3にしなさい。
しかし、今回この
自家製カレー粉、
なんと過去最高に好きなカレー粉の味!!
少し黒胡椒とチリパウダーを控えめに配合したのがよかったのかな?
大成功でした。
「チャースケって『ちゃー』以外も喋れたんだ・・」
とおもったら、
ポチっと「レシピブログ」ボタンを押してってネ~
↓
ヨロシク!