『鶏レバーの甘辛く煮付けたヤツ』ってのは、よく
惣菜売り場なんかでも売っているし、鶏レバーの食べ方の中でも
定番ですよね。
あれ、作るまでして食べたくないけど、ちょっとだけツマみたい、って
とき ありまへんか?
先日、モクモクデパートで、なんか催事で来ていた
特設売り場みたいなところに、『鶏レバーの赤ワイン煮』が売っていた。
『赤ワイン煮かぁ、めずらしいなぁ~』
大きさも150g入りと、300g入りで、
150gのヤツなら食べきれそうだったので
つい値段も見ずに買ってしまった。
ここはデパートだということも忘れて・・うかつだった。
店番のお姉さんは、そうそうと袋につめ、
「ありがとうございます、750円です」
「はいはい、750円・・じゃ、1000円で・・って、
ん?
え?!?
な、なななななひゃくごじゅう!?
150gで?!」
と、2行目からは心の叫びで、平然を装って1000円をお姉さんに差し出した。
「すみません、やっぱりやめます」と、
一言いう勇気の無かった、根性無しミットゥン・・・
150gで750円もした、高級鶏レバーのお味はというと
べつに想像通りの、味だった。
「こんなんなら、おれでも作れるワイっ!」と、
ふつふつ怒りがこみ上げてきたので、
今日は作ってみることに。
しかもおれのはジャガイモ入りだもんねっ
へへーんだ
(約2人前)
・鶏レバー 300g
☆赤ワイン 1/2カップ
☆醤油 大2
☆メープルシロップ 大3
☆バルサミコ酢 大1
☆しょうが(スライス) 2片
・新ジャガイモ(小粒のもの) 6~7個(約150g)
①鶏レバーは何度か水でよく洗い、しばらく(30分くらい)水につけて
臭みをとっておく
②ジャガイモは、全体に竹串で何箇所か穴をあけ、
水から柔らかくなるように下茹でしておく。
柔らかくなったら別に取り出しておく。
③鶏レバーは、肝と心臓を切り分け、たっぷりの湯で1分ほど下茹でする。
こんな感じでアクが沢山出てきたら、ザルにあける。
下茹でしたレバーの血合いをきれいに取り除き、ハツは半分に切り目を入れて
中の血合を綺麗に洗い流す。
鶏レバーは、大きければ食べやすい大きさに切る。
④鍋に☆を入れ煮立たせ、②のジャガイモ、下処理したレバー、ハツを入れる
⑤途中アクを取りながら12分ほど煮る。火を止めそのまま冷ます
⑥冷めたら具を取り出し、バルサミコを大1/2(分量外)ほど足して
煮汁をトロッとするくらいに煮詰める。
⑦具を戻しいれ、全体に絡めてかんせい!皿に盛る。
つやつやと綺麗に仕上がっております。
赤ワインと醤油で、レバーもグンと食べやすくなっている。
もともと鶏のレバーは臭みが少ないから、下処理も
そこまでがんばらなくても大丈夫。
そしてオマケで一緒に煮たジャガイモが、また嬉しい。
下茹でしてるのでホクホクです。
レバーを煮るときのポイントは、煮すぎないこと!
火は簡単に通るので、火が通ったらそのまま冷ましたほうが
味がよく染みて、柔らかい仕上がりになる。
ちなみ今回かかった費用は、たっぷり出来て
400円ちょっと。
やっぱり、初めから自分で作るべきだった。
でもなぁ、ちょっとだけ、食べたいんだよねぇ。こういうのって。
「チャースケはなにしてるの?」
とおもったあなた・・・
デパートに来て、はしゃいでるんです。
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