年末の大晦日、『お隣のさとしくんち』に向かう途中の電車の中で
ダンチュウを読んでいると、衝撃的な写真が!
なんと「毛蟹大根鍋」なるものが、
ドーンと1ページ使われていた。
蟹味噌をたっぷりスープに溶き、大根と毛蟹がぐつぐつ煮えている。
おまけに、〆の雑炊はイクラまでちらしてあり
電車の中であやうくよだれを垂らしそうになった。
「これ、帰ったらぜったいつくるもんね!」
年末でなぜか気が大きくなっており、
毛蟹も2匹くらい買ってしまう覚悟までできていた。
年明け、さっそく毛蟹を探しに行くも、
市場はどこも休みのせいか、毛蟹はおろか冷凍の蟹すらない。
いくつかスーパーを回り、ようやく見つけたのが
カットされた冷凍のタラバガニ・・・
蟹味噌もないし・・・これじゃーできまへんがな
その日は諦め、市場が始まる日を待った。
新年も、ようやくモクモクデパートにも鮮魚がジュウジツしはじめ、
毛蟹も発見!
しかし一瞬で目をそらした。
ハイ。とても買えませんね。
もう年末の浮かれ気分も終わり、あんなに買う気満々だった毛蟹に
大金を払う覚悟などどっかにすっ飛んでいったのだ。
もういいや・・・ハハハ・・・
諦めかけたその瞬間、
ひらめいた!
冷凍のタラバカニと、瓶詰めの蟹味噌(珍味コーナーにあるやつ)を
入れちゃえばイージャン!
ビンボウ人はこれでいいのだ。
(2人前)
・毛蟹・タラバカニ(冷凍でもOK) など 400g
★大根(乱切り) 300g
★だし昆布 10cm
★水 1カップ
◎水 1カップ
◎酒 1/2カップ
◎蟹みそ(瓶) 大3
◎味噌 大2
・バター 大1(15g)
・あさつき(小口切り) 適量
①★を圧力鍋にいれ、柔らかくなるまで下茹でする。
(活力鍋の場合、高圧弱火で2分、その後自然にピンが降りるまで放置。
手持ちの圧力鍋によって加圧の時間が違うので、それぞれ調整を。
くれぐれもやりすぎには注意!)
②土鍋に◎と①の大根の茹で汁をいれ、沸騰させる。
③沸いたら弱火にし、大根と蟹を入れる。そのまま蓋をして10分ほど弱火で煮る。
④仕上げにバターを入れ、味を見てよければ完成!熱々をどうぞ
んおー!!!!
インチキ蟹みそ(瓶)だが、十分ウマイ!!
むしろおれとチャースケごときは瓶の蟹みそで十分である。
蟹もうまいー!
バターの風味が蟹みそをさらに贅沢な味わいに・・・
そしてお楽しみはこれ!
がんばって、煮汁は飲まないようにとっておこう。
蟹の身は少しほぐして煮汁に入れ、あたたかいご飯を投入。
良い感じにオジヤ状になったら、溶き卵をまわしいれ、
いくらとアサツキをちらしたら
この世で一番うまいんじゃないかと言わんばかりの
濃厚蟹みそおじやの完成だ!
いつか、本当の生の毛蟹で・・・・
・・ポチッと押すだけでいいです。きょうも「レシピブログ」ボタンを押してくだされ
↓
アナタの1ポチでランキングアップ!
↓