ずっと
鶏スープばかり仕込んでいたが、
チャースケが牛スープも仕込んでほしいという。
なんでも、最近のチャースケの夢は
牛からとったスープで、絶品の冷麺屋さんをひらき、
かたわらで陶芸家になることらしい。
あ、いっておくが
チャースケの料理のウデは、冷奴に醤油をかけるることくらいです。
そして陶芸は一度もやったことがありません。
ま、夢はいくら見てもタダですからね~。
そんなチャースケですが、やたら舌は肥えている。(からだも肥えてるが)
とにかく牛スープをとるために、なかば強引に
いつものモクモクマルシェに肉を買いに行った。
モクモクマルシェ、本当に肉が良いものを置いている。
そして安い。
チ:「チャ~(牛テール)」
ミ:「えー売ってないよ牛テールなんて。ほら、すね肉で良いじゃんか」
チ:「チャー!チャー!(だめ!ぎゅうテール!)」
どこから仕入れた情報なのか、絶対に牛スープはテールから取ったスープが良いという。
ミ:「そんな事いっても、売ってないからしょうがないじゃん」
チ:「チャ~」
なんとチャースケは駆け出し、
店のオジサンに牛テールが無いかわざわざ聞きに行った。
すると、オッサン
奥の貯蔵庫から、超デカイ、牛テールの塊を持ってきたのである。
オ:「何グラムほしいの」
チ:「ちゃ~!(ぜんぶ~)」
ミ:「ばかたれ そんなにいるかい!400~500gくらいでいいッ!」
オ:「あいよ~」
オッサンは慣れた手つきで牛テールを切ってくれた。
しかし、納得のいかなそうなチャースケ。
ミ:「なに?まだなんか文句あんの?」
チ:「チャー(たりない)」
そう、切られた牛テールは450gもあるとはいえ
その塊は意外にも小さかった。
これではスープを取るには足りないというのだ。
料理もしたこと無いくせに、そのへんはやたらスルドイ。
ミ:「え、でもオッサン残りの牛テールしまっちゃったよ。
また頼むの悪いし、もういいじゃんか~」
チ:「チャー!(すねにくもかう!)」
「すねにくもかう!」って・・・だれが買うと思ってんだろう。
しかしチャースケの言うとおり、この程度の牛テールじゃ
少ししかスープが取れないのはあきらかだった。
そしてまんまとチャースケにのせられ、
結局スネ肉も買わされたのであった。
このスープにいくらかかったのか・・・
忘れよう。
(作りやすい量)
・牛テール 450g
・牛すね肉 450g
・塩 適量
☆白ネギ(青い部分) 1本
☆にんにく(皮付きのままつぶす) 5~6編
☆しょうが(スライス) 1片
☆セロリ(葉の部分) 1本
☆水 2リットル
1.牛テールは半日ほど水に漬けて血抜きする。
途中で2回くらい水を替える。
2.牛すね肉は4等分にして、
全体に塩をして半日ほど冷蔵庫で置く。出てきた水分をふき取る。
3.鍋に☆と1と2を入れ中火にかける。
沸騰したらごく弱火にして3時間半~4時間蓋をして煮る。
あくが出てくる場合はアクを撮りながら煮る。
4.こんな感じに透き通ったスープが出来たら、具を漉して完成です。
牛すね肉と牛テールはスープに浸して冷蔵庫で保存します。
牛テールは骨から身をほぐしておくと使いやすいです。
テールはしっかり血抜きすれば、煮ている間
ほとんどアクも出ません。
さて、明日はこの牛スープを使った、あの絶品レシピを紹介します~
値段も極上、牛スープ・・・。二度とつくんねーぞ。
チャースケは本当に冷麺屋をやる気があるのだろうか・・・。
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